<RUNことはじめ>2022年10月11日

 読書メモの掲載を始めて半年が過ぎ、ブログというものの様子がだんだんわかってきたので、<プラスアルファ>として、少しずつ畑、RUN、音楽の記事も書こうと思います。元々タイトルを考えたときから、いずれこれら3つについても何か載せたいとは思っていましたが、先ずは本線の内容をしっかり書いてからと思って控えてました。とは言え、これまで読書メモへの反応が全く無いし、更新頻度を上げれば人目に触れる機会が増えるかも、とは思いますが読書メモを増やすのはなかなか難しいので、少し門戸を広げることにします。もしRSSリーダーでチェックして読書メモを読んで下さっている方がおられたら、空振りになってしまってごめんなさい。読書メモ以外の<プラスアルファ>の記事のタイトルは<>マークで区別しますので何卒ご容赦下さい。
 畑については一度書いたので、今回はRUNについて。尚、タイトルをつけるに当たって語呂で「走(そう)」ではなく「ラン」がいいと思ったのですが、植物のランと紛らわしいのでRUNにしてみました。
 走り始めたのはもうすぐ40歳という時期、30年以上前のことになります。生活習慣病(当時は成人病)が気になり始めて何か運動をと思い、当時住んでいた東京・中野に1周500mの走路があったこともあって、手軽に一人でできるランニングを始めました。子どもの頃、短距離はダメでしたが、長距離はそれなりに得意だったこともあります。高校以来、定期的なまともな運動をしてなかったので、二十数年ぶりでした。
 1991年12月初めの日曜にコースを10周、5 kmを走ったのが最初で、思いのほか気持ちよく順調にいったので、それから週末ごとに5 kmを計4回走り、これなら続けられそうと思い始めたとき、年末の新聞の片隅に3月立川マラソンの記事を見つけました。それまで世の中に自分が参加できるような大会が存在することなど考えてもいなかったですが、ハーフは締め切ったが10キロは募集中とのこと。まだ10キロを走ったことはありませんでしたが、高校では毎年8キロのロードレースがあったし、2ヶ月あれば距離を延ばせると考え、早速、申し込みました。続けるにはやはり何か目標が欲しくなったのだと思います。
 1月から週1を週2に増やし、10キロ走を何回かやって距離に慣れて、本番では44分と少しで無事完走。この時のレース中およびゴールでの快感にハマり(私のために場所を作り、タイムを計ってくれる!)、情報を求めて入った本屋で雑誌「ランナーズ」を見つけ、巻末の大会一覧で近場のレースを探すようになりました。
 その年の10月に浦安のハーフ、走り始めて1年後の11月末にはつくばマラソンに参加しました。自分の性格上、レースの前に同じ距離を走っておきたいので、9月から青梅街道の歩道で40キロ走を2回やって準備し、本番ではほぼイーブンペースで3時間半を少し切ってゴール。最後は疲れ果てましたが、完走の感激が忘れられず、その後は健康のためというより大会に出るために走り続けて現在に至ります。途中、ケガなどのために走れない時期が何回かありましたが、不思議にRUNを止めるという気持ちになることはありませんでした。
 このところコロナ禍のために大会がなく、また加齢による衰えでめっきり体力が落ちてきたこともあって、最近あちこちで大会が復活しても以前ほど食指が動かなくなり、これからは無理せず、健康ランに戻ろうかな、なんて考えている今日この頃です。